参考
Dementor 齟齬
種類:アンデッド
昔からこのような言葉があります。初めに言葉があり、言葉は神とともにあり、言葉は神である、と。
昔、ある国の人がその矛と盾を自慢していました。その人はその盾は通すものはないと言い、またその矛は通さないものはないと言いました。そしてある人が言いました。その矛でその盾をついたらどうなるのか、と。矛と盾の持ち主は何も応えませんでした。
むかしむかしあるところに、村外れに羊飼いの少年がいました。 少年は嘘つき者で、村へ出ては大きな声で「オオカミが出たぞー!!」と叫びました。 村人たちが大慌てで少年の元へ駆けつけるとオオカミなどどこにもおらず、慌てる様子を見て少年は笑い転げていました。 村人たちは少年にだまされたことに気づきこっぴどく叱りましたが、少年も羊も無事だったので安心して帰っていきました。 それからしばらくして、少年はまた同じように村人をだましました。 同じことを何度か繰り返しているうちに、少年にだまされて家を飛び出してくる村人は減っていきました。 しかしある日のこと、少年が羊の世話をしていると本当にオオカミの群れがやってきたのです。 少年は必死になって大声で叫んで助けを求めましたが、村人たちは少年の言うことを本気にせず出てきてはくれませんでした。 とうとうオオカミたちは少年と羊を襲い始め、村人たちが気づいた時には、跡形もなくなっていました。
言葉はあるものを無いように見せ、無いものをあるように見せます。
(要らないかも)わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。 わたしの見たこの獣ひょうに似ており、その足はくまのようで、その口はししの口のようであった。龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。 その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人人は驚きおそれて、その獣に従い、 また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。
言葉は人間のどのような集団の中でもあります。
彼らのような種族(they - 男、女、両性、無性を問わず性は限定しない。以下同じ)が、どこから来てどこへ行くのか、各個体自身を除いては、例え同じ種族であっても他が知る術はありませんしまた誰も知りません。
彼らは、鬱陶しい邪魔者よりも、ほとんど無関心の知り合い、何となく意識しあう存在、好意を寄せ合っている仲、生涯を共にする配偶者、そして自分の全てを捧げ尽くしたい主人、と、彼らの生に、どのような形であれより深く関わった者に対して、それに釣り合うように、どのような形であれより深く関わろうとします。
彼らは、あらゆる自身の好みや感覚に合う趣味を悦楽する自由を愛しており、また自身の好みや感覚に合わないあらゆる規約からの自由をも愛しているので、それを壊そうとします。
しかしながら、それが無かったり働かなかった場合に生じうる、自身に向けられた憎悪、怨恨、殺意の存在を深く悲しく思っており、また勇敢ではないため、それらの被害から免れる術を常に考えています。そのおかげで、彼らはそのような理不尽から身を隠せる能力を持っています。
どういういきさつで作られたものであれ、正義や道徳の名の下に行われる規則や法律など自分に無益で抑圧になる存在を誰よりも嫌っていて、それによる裁きと処罰に対して断固として抵抗します。しかし、炎上するようなネタや稚拙に繰り返される最終奥義には若干弱いです。
彼らは、自らが進んで忠実に従う極めて強固な自身に化した己のルールを持っています。そして、それをより多くの者へと伝えるべく陽の当たる場所へと赴いてきます。
彼らは、社会性に富んでいてチームプレイで誰にでもオープンな驚きの技を使います。
彼らの目は、口ほどにものを言うかのように、こちらに向かって下から覗き込んでくるような姿勢で、おねだりするように、甘えてくるように、雰囲気を醸し出そうとする目線を飛ばします。それは上手くいくとは限りませんが、相手がよほど冷酷無情か鈍感でないかぎりそれなりに効果があります。
彼らと同じく偽の生命を与えられた別種族の者からは、彼らはすべて同じ姿に見えます。しかしそうでない者には、ほぼ例外なく全く別の姿に見えますが、この種族と相対する者と同じ姿をしていると思われる事もあるなど、その正体は謎に包まれていると思われています。しかしごく稀にですが、ある場合においては彼らが自身の姿を包み隠さず見せようとすることによってその真の姿を誰でも見られる事があります。また、敵として現れる場合やただ近くにいる場合より味方として寄り添ってくる場合の方が恐怖を持たれやすく、憎まれやすいです。一方で彼らも同種の他の各個体に対してそう思っており、表面的なものでしかない自分自身へのそれよりは常にはるかに大きいです。
どのようによってかは分かりませんが、間違いなく人間の社会の中で生まれ、飄々と共にあります。この種族のもっとも恐ろしいのは、その強さもありますが、倒すのが容易な状況も多々あるため、その恐ろしさに対して見合った恐ろしさが社会の中で極めて検知されにくいという所にあるでしょう。
Special Notes
During battle, this unit can drain life from victims to renew its own health. 戦闘中、このユニットは犠牲者から体力を奪い、自身の健康を回復することができます。
This unit’s arcane attack deals tremendous damage to magical creatures, and even some to mundane creatures. このユニットの秘術による攻撃は魔法で作られた者に著しいダメージを与えます。またこの世の生物にさえもかなりのダメージを与えます。
This unit is able to hide at night, leaving no trace of its presence. このユニットは夜間に隠れることができ、ユニットが存在したという痕跡をまったく残しません。
This unit’s skill at skirmishing allows it to ignore enemies’ zones of control and thus move unhindered around them. 攻撃時に標的のユニットの反対側にそのユニットの敵がいれば、奇襲を食らわせ、倍のダメージを与えるでしょう。
If there is an enemy of the target on the opposite side of the target while attacking it, this unit may backstab, inflicting double damage by creeping around behind that enemy. このユニットの散兵能力により、敵の支配ゾーンを無視することができます。そのため、敵に囲まれても移動が妨害されることはありません。
Spirits have very unusual resistances to damage, and move quite slowly over open water. 霊魂はダメージに対して飛び抜けた耐性があり、水の上をきわめてゆっくりと移動します。
Information
- Advances from
- Advances to
- Cost
- 104
- HP
- 68
- Movement
- 7
- XP
- 300
- Level
- 4
- Alignment
- lawful
- ID
- Dementor
- Abilities
- nightstalk, skirmisher
name and image | base feature | additional |
---|---|---|
sex 交尾 | melee 格闘 9 - 4 arcane 秘術 | drains 吸収 |
kiss 接吻 | melee 10 - 3 blade | backstab |
love 愛 | ranged 6 - 3 cold |
blade | 50% |
impact | 50% |
cold | 70% |
pierce | 50% |
fire | 10% |
arcane | -10% |